モテト《エクスルターテ・ユビラーテ》 その3

そんな経緯をもって生みだされたこのモテトは、たしかにユニークな一面をもってはいますが、それはまた、イタリアへの旅なくしては生まれなかったものであったかもしれません。
なお、第3楽章のアレグロは、「アレルヤ」のテクストをもっているとはいえ、一種のヴォカリーズともいえるもの。
なので、しばしば独立して演奏されていますよね。
もともとカストラート歌手のために書かれたものではあっても、今はソプラノのレパートリーであることは間違いありません。
お奨めには、まずテ・カナワやバトルの演奏を挙げたいです。
音楽のもつ明るさや華やかさを適度に発揮させています。
あと、マティスの演奏もいいですね。
