仏像の手のかたち 2
左手の人差指を上に向けてこぶしをつくり、右手のこぶしのなかに入れた形を「智拳印」といいます。
金剛界の大日如来の結ぶ印で仏と私たちが一体となることを意味しています。
この他にもいろいろな形がありますが・・・
これらの違いはみな仏教の教えをあらゆる手段で人びとに示すシンボリズム(象徴)なのです。
さて、インドは熱帯国だけあって、いたるところに咲く花の香りが芳ばしく、そのなかでも、色や香りや形や大きさの点で、蓮華が最上の花とされています。
蓮華は古くからインドの神話で重視されています。
ヴィシュヌ神のヘソから生じた蓮華の上に梵天(ブラーフマー)が坐して宇宙を創造したと伝えられているくらいです。
おそらくこの故事の影響を受けて、後世のインドの仏師たちは、泥沼から生ずる蓮華が濁りに染まらぬ清い花を咲かせるところから、尊い仏像をつくるのに蓮華の台が用いられたのでしょう。
創価学会 仏壇などを持っている方なら、このような話は興味深いのではないでしょうか。
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