ある一本の電話
1月も終わろうとする頃です。
ある女性から電話がかかってきました。
「もしもし、先生ですか?」
「はい、そうですが」
「私、今から10年くらい前に先生にお目にかかったことのある○○ですが、その節は大変お世話になりまして・・・・・・」
これは大変、旧悪がバレて報復の電話かも(?)と冷や汗をかく思いでいると、突然、そうだ、あのときの女性かもしれないと、薄ぼんやりと彼女のイメージが浮かびあがってきました。
ある大学の講師をしていた方の教え子で、ファッションや絵のモデルをしたり、ナレーターなどもやっていた○○嬢であることがわかりました。
彼女はとてもおしゃれで、デュポン ライターのような高価なブランドライターをプレゼントしてくれたこともあるのです。
わたしの著作なども随分読んでいることがわかりました。
要件はこうでした。
彼女、は六本木にあるマンションの1階に、「ブティック66」を開いた。
3月が開店1周年に当たる。
・・・それを記念して、帝国ホテルで約30点のミニ・ショーを開くので、わたしに「素敵なおしゃれ」という30分の話をして欲しいという依頼です。